35日間にわたるA店、B店、C店の1日の来客数を箱ひげ図で表したものが与えられています。 (1) 来客数が140人以上の日が18日以上あったのはC店だけである。 (2) 来客数が140人未満の日が9日以上あったのはA店とB店である。 これらの記述の正誤の組み合わせを①~④から選択します。
2025/4/23
1. 問題の内容
35日間にわたるA店、B店、C店の1日の来客数を箱ひげ図で表したものが与えられています。
(1) 来客数が140人以上の日が18日以上あったのはC店だけである。
(2) 来客数が140人未満の日が9日以上あったのはA店とB店である。
これらの記述の正誤の組み合わせを①~④から選択します。
2. 解き方の手順
箱ひげ図から、各店の来客数の中央値、四分位範囲などを読み取ります。
・箱ひげ図の中央値は、データを小さい順に並べたときの中央に位置する値を示します。箱の中央の線が中央値を示しています。
・箱の左右の端は、それぞれ第1四分位数(Q1)と第3四分位数(Q3)を示します。つまり、データの25%がQ1以下、75%がQ3以下です。
・ひげは、データの最大値と最小値を示します。
(1) について:
・C店の中央値は160人程度であり、箱の上端は180人程度です。140人以上の日は全体の約75%以上と考えられます。35日の75%は日なので、18日以上ある可能性は高いです。したがって、(1) は正しいと考えられます。
(2) について:
・A店の中央値は140人程度です。Q1は120人程度です。140人未満の日は全体の約50%程度と考えられます。35日の50%は日なので、9日以上ある可能性は高いです。
・B店の中央値は130人程度です。Q1は100人程度です。140人未満の日は全体の約75%程度と考えられます。35日の75%は日なので、9日以上ある可能性は高いです。
したがって、(2) は正しいと考えられます。
3. 最終的な答え
(1) が正しく、(2) も正しいので、正解は①です。