関数 $y = x^2$ 上に点A, Bがあり、直線 $y = -2x - 4$ 上に点Cがある。点A, B, Cのx座標はそれぞれ-1, k, k-4である。 (1) 点Aのy座標を求める。 (2) k=3のとき、直線ABの傾きを求める。 (3) 直線ABの傾きと切片をkを用いて表す。 (4) 3点A, B, Cが三角形を作らないようなkの値を求める。
2025/4/23
1. 問題の内容
関数 上に点A, Bがあり、直線 上に点Cがある。点A, B, Cのx座標はそれぞれ-1, k, k-4である。
(1) 点Aのy座標を求める。
(2) k=3のとき、直線ABの傾きを求める。
(3) 直線ABの傾きと切片をkを用いて表す。
(4) 3点A, B, Cが三角形を作らないようなkの値を求める。
2. 解き方の手順
(1) 点Aのx座標は-1なので、y座標は 。
(2) k=3のとき、A(-1, 1), B(3, 9)。
直線ABの傾きは 。
(3) (i) A(-1, 1), B(k, )より、直線ABの傾きは
。
(ii) 直線ABの式は と表せる。
点A(-1, 1)を通るので、 より、 。
したがって、 。
直線ABの切片はk。
(4) 3点A, B, Cが一直線上にあるとき、三角形を作らない。
直線ABの式は 。
A(-1, 1), B(k, ), C(k-4, -2(k-4) - 4) = (k-4, -2k + 8 - 4) = (k-4, -2k + 4)。
3点A, B, Cが同一直線上にあるとき、直線ABと直線ACの傾きは等しい。
直線ABの傾きは 。
直線ACの傾きは 。
よって、 。
より、 。
3点A, B, Cが同一直線上にない場合も考えられる。
ABの傾きが定義できない場合。k=-1を除く。
ACの傾きが定義できない場合。k=3を除く。
k=2のとき、A(-1, 1), B(2, 4), C(-2, 0)。
ABの傾きは 。
ACの傾きは 。
BCの傾きは 。
k=2のとき、3点は同一直線上に存在する。
3. 最終的な答え
(1) 1
(2) 2
(3) (i) k-1
(ii) k
(4) 2