問題5では、与えられた条件が、他の条件を満たすために、十分条件、必要条件、必要十分条件のいずれに該当するかを判断します。問題6では、与えられた命題の対偶を記述します。問題7では、与えられた全体集合、集合A、集合Bに対して、集合の共通部分 $A \cap B$ と和集合 $A \cup B$ を求めます。

離散数学集合必要条件十分条件命題対偶
2025/4/24

1. 問題の内容

問題5では、与えられた条件が、他の条件を満たすために、十分条件、必要条件、必要十分条件のいずれに該当するかを判断します。問題6では、与えられた命題の対偶を記述します。問題7では、与えられた全体集合、集合A、集合Bに対して、集合の共通部分 ABA \cap B と和集合 ABA \cup B を求めます。

2. 解き方の手順

問題5:
(1) x=4x=4x2=16x^2=16 であるための条件を考えます。
x=4x=4 ならば x2=16x^2=16 は成り立ちますが、x2=16x^2=16 ならば x=4x=4 または x=4x=-4 なので、x=4x=4 とは限りません。したがって、十分条件です。
(2) x>1x>1x>2x>2 であるための条件を考えます。
x>1x>1x>2x>2 であるための必要条件です。x>2x>2 ならば x>1x>1 は必ず成り立ちますが、x>1x>1 でも x2x \le 2 の場合があるので、x>2x>2 とは限りません。
(3) x2=5x^2=5x=5x=\sqrt{5} であるための条件を考えます。
x2=5x^2 = 5x=5x = \sqrt{5} または x=5x = -\sqrt{5} を意味します。x=5x = \sqrt{5}x2=5x^2 = 5 を満たします。
x2=5x^2 = 5x=5x=\sqrt{5} であるための必要条件です。
(4) (x2)2=0(x-2)^2 = 0x=2x=2 であるための条件を考えます。
(x2)2=0(x-2)^2 = 0 のとき x2=0x-2 = 0 なので、x=2x=2 です。逆に、x=2x=2 ならば (x2)2=(22)2=0(x-2)^2 = (2-2)^2 = 0 です。したがって、必要十分条件です。
問題6:
(1) x=6    x2=36x=6 \implies x^2=36 の対偶は、x236    x6x^2 \neq 36 \implies x \neq 6
(2) nnは4の倍数     \implies nnは2の倍数 の対偶は、nnは2の倍数ではない     \implies nnは4の倍数ではない
問題7:
全体集合 U={1,2,3,4,5,6,7,8,9}U=\{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9\}
A={1,3,5,6,7,9},B={2,3,4,5,7}A=\{1, 3, 5, 6, 7, 9\}, B=\{2, 3, 4, 5, 7\}
(1) ABA \cap B は A と B の共通部分なので、AB={3,5,7}A \cap B = \{3, 5, 7\}
(2) ABA \cup B は A と B の和集合なので、AB={1,2,3,4,5,6,7,9}A \cup B = \{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 9\}

3. 最終的な答え

問題5:
(1) 十分条件
(2) 必要条件
(3) 必要条件
(4) 必要十分条件
問題6:
(1) x236    x6x^2 \neq 36 \implies x \neq 6
(2) nnは2の倍数ではない     \implies nnは4の倍数ではない
問題7:
(1) AB={3,5,7}A \cap B = \{3, 5, 7\}
(2) AB={1,2,3,4,5,6,7,9}A \cup B = \{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 9\}

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