集合$U, A, B$について、以下の個数を求めよ。 (1) $n(U)$ (2) $n(\overline{B})$ (3) $n(A \cap B)$ (4) $n(\overline{A \cup B})$ (5) $n(A \cap \overline{B})$ ただし、$n(X)$は集合$X$の要素の個数を表し、$\overline{X}$は集合$X$の補集合を表す。また、問題文に「例1の集合$U,A,B$について」とあるが、例1の情報が与えられていないため、これらの具体的な値を求めることはできない。したがって、それぞれの個数を求める式を記述する。

離散数学集合集合の要素補集合共通部分和集合
2025/4/24

1. 問題の内容

集合U,A,BU, A, Bについて、以下の個数を求めよ。
(1) n(U)n(U)
(2) n(B)n(\overline{B})
(3) n(AB)n(A \cap B)
(4) n(AB)n(\overline{A \cup B})
(5) n(AB)n(A \cap \overline{B})
ただし、n(X)n(X)は集合XXの要素の個数を表し、X\overline{X}は集合XXの補集合を表す。また、問題文に「例1の集合U,A,BU,A,Bについて」とあるが、例1の情報が与えられていないため、これらの具体的な値を求めることはできない。したがって、それぞれの個数を求める式を記述する。

2. 解き方の手順

(1) n(U)n(U)は、全体集合UUの要素の個数である。これは問題文に具体的な値が与えられていないため、そのままn(U)n(U)と表す。
(2) n(B)n(\overline{B})は、集合BBの補集合の要素の個数である。全体集合UUの要素の個数から集合BBの要素の個数を引くことで求められる。
n(B)=n(U)n(B)n(\overline{B}) = n(U) - n(B)
(3) n(AB)n(A \cap B)は、集合AAと集合BBの共通部分の要素の個数である。これも問題文に具体的な値が与えられていないため、そのままn(AB)n(A \cap B)と表す。
(4) n(AB)n(\overline{A \cup B})は、集合ABA \cup Bの補集合の要素の個数である。全体集合UUの要素の個数からn(AB)n(A \cup B)を引くことで求められる。
n(AB)=n(U)n(AB)n(\overline{A \cup B}) = n(U) - n(A \cup B)
ここで、n(AB)=n(A)+n(B)n(AB)n(A \cup B) = n(A) + n(B) - n(A \cap B)であるから、
n(AB)=n(U)(n(A)+n(B)n(AB))n(\overline{A \cup B}) = n(U) - (n(A) + n(B) - n(A \cap B))
(5) n(AB)n(A \cap \overline{B})は、集合AAと集合BBの補集合の共通部分の要素の個数である。これは集合AAから集合ABA \cap Bの要素の個数を引くことで求められる。
n(AB)=n(A)n(AB)n(A \cap \overline{B}) = n(A) - n(A \cap B)

3. 最終的な答え

(1) n(U)n(U)
(2) n(B)=n(U)n(B)n(\overline{B}) = n(U) - n(B)
(3) n(AB)n(A \cap B)
(4) n(AB)=n(U)n(A)n(B)+n(AB)n(\overline{A \cup B}) = n(U) - n(A) - n(B) + n(A \cap B)
(5) n(AB)=n(A)n(AB)n(A \cap \overline{B}) = n(A) - n(A \cap B)

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