全体集合 $U$ と部分集合 $A$, $B$ が与えられているとき、以下の集合を求める問題です。 (1) $\overline{B}$ (2) $\overline{A \cap B}$ (3) $A \cap \overline{B}$ (4) $\overline{A \cup B}$ (5) $A \cap \overline{B}$ (6) $A \cap B$
2025/4/24
1. 問題の内容
全体集合 と部分集合 , が与えられているとき、以下の集合を求める問題です。
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
2. 解き方の手順
問題文には集合 , , の具体的な要素が与えられていないため、集合演算の定義に従って考える必要があります。
(1) は、 の要素のうち に含まれない要素全体の集合です。
(2) は、 と の共通部分に含まれない要素全体の集合です。すなわち、 の補集合です。ド・モルガンの法則より、 とも表せます。
(3) は、 に含まれ、 に含まれない要素全体の集合です。
(4) は、 または に含まれる要素全体の集合の補集合です。すなわち、 に含まれない要素全体の集合です。ド・モルガンの法則より、 とも表せます。
(5) は、 に含まれ、 に含まれない要素全体の集合です。(3)と同じです。
(6) は、 と の両方に含まれる要素全体の集合です。
3. 最終的な答え
(1) : の補集合
(2) : の補集合 ( と同等)
(3) : に含まれ、 に含まれない要素の集合
(4) : の補集合 ( と同等)
(5) : に含まれ、 に含まれない要素の集合
(6) : と の共通部分