ある人が家庭菜園でトマトを栽培しており、一昨日、昨日、今日の3日間で合計22個のトマトを収穫しました。一昨日の収穫数は昨日の2倍であり、最も多かった日の収穫数は最も少なかった日より6個多いことがわかっています。今日収穫したトマトの数を求める問題です。

代数学連立方程式文章問題数量関係
2025/4/24

1. 問題の内容

ある人が家庭菜園でトマトを栽培しており、一昨日、昨日、今日の3日間で合計22個のトマトを収穫しました。一昨日の収穫数は昨日の2倍であり、最も多かった日の収穫数は最も少なかった日より6個多いことがわかっています。今日収穫したトマトの数を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、一昨日、昨日、今日のトマトの収穫数をそれぞれ x,y,zx, y, z とします。
問題文から以下の関係式が得られます。
* 一昨日、昨日、今日の収穫数の合計が22個なので、x+y+z=22x + y + z = 22 (1)
* 一昨日の収穫数は昨日の2倍なので、x=2yx = 2y (2)
(1)式に(2)式を代入すると、2y+y+z=222y + y + z = 22となり、3y+z=223y + z = 22 (3)が得られます。
次に、最も多かった日の収穫数は最も少なかった日より6個多いという条件を考慮します。x=2yx = 2y であることから、一昨日は昨日より多く収穫しています。
考えられるケースは以下の通りです。
* ケース1:一昨日が最も多く、今日が最も少ない場合。
このとき、x=z+6x = z + 6 が成り立ちます。
(2)より、2y=z+62y = z + 6 となります。
(3)式より、3y+z=223y + z = 22 なので、z=223yz = 22 - 3y
2y=(223y)+62y = (22 - 3y) + 6
2y=283y2y = 28 - 3y
5y=285y = 28
y=5.6y = 5.6
しかし、トマトの個数は整数なので、このケースは不適です。
* ケース2:今日が最も多く、昨日が最も少ない場合。
このとき、z=y+6z = y + 6 が成り立ちます。
(3)式に代入すると、3y+(y+6)=223y + (y + 6) = 22 となり、4y+6=224y + 6 = 22
4y=164y = 16
y=4y = 4
したがって、x=2y=24=8x = 2y = 2 * 4 = 8
z=y+6=4+6=10z = y + 6 = 4 + 6 = 10
x=8,y=4,z=10x=8, y=4, z=10 となり、合計は 8+4+10=228+4+10 = 22個です。また、最も多いのは今日で、最も少ないのは昨日であり、z=y+6z = y+6を満たしています。

3. 最終的な答え

したがって、今日収穫したトマトの数は10個です。

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