与えられた式を項を並び替えて、共通因数でくくりやすくします。
ab−2ac−bc+c2=a(b−2c)−c(b−c) このままではうまくいかないので、並び順を変えてみます。
ab−bc−2ac+c2=b(a−c)−c(2a−c) これもうまくいきません。再度並び順を変えてみます。
c2−bc−2ac+ab 今度は、最初の二項と、最後の二項をそれぞれまとめてみます。
c(c−b)−a(2c−b) これもうまくいきません。
もう一度最初に与えられた式をよく見ると、abの項と−2acの項にaが含まれています。一方、−bcとc2の項には、cが含まれています。そこで、これらの項をそれぞれまとめてみます。 ab−2ac−bc+c2=a(b−2c)−c(b−c) このままではうまくいきません。
今度は、cでまとめられるように式変形してみます。 ab−2ac−bc+c2=ab−bc−2ac+c2=b(a−c)−c(2a−c) ここからさらに変形していきます。
ab−2ac−bc+2c2−c2+c2 =a(b−2c)−c(b−2c) =(a−c)(b−2c)