絶対値を含む不等式なので、絶対値の中身の符号によって場合分けをして考えます。
(1) x+1≥0 のとき、つまり x≥−1 のとき、 ∣x+1∣=x+1 となるので、不等式は次のようになります。 x+1+3x+4≥0 x≥−45 このとき、x≥−1 と x≥−45 の両方を満たす必要があります。 −1=−44 なので、x≥−1 が解となります。 (2) x+1<0 のとき、つまり x<−1 のとき、 ∣x+1∣=−(x+1) となるので、不等式は次のようになります。 −(x+1)+3x+4≥0 −x−1+3x+4≥0 x≥−23 このとき、x<−1 と x≥−23 の両方を満たす必要があります。 −23=−1.5 であり、−1=−1 なので、−23≤x<−1 が解となります。 (1) と (2) の結果を合わせると、x≥−1 または −23≤x<−1 となります。これは、x≥−23 を意味します。