まず、並列に接続された3Ωと7Ωの合成抵抗を求めます。
並列抵抗の計算式は、R1=R11+R21 です。 この式を用いて計算すると、
R1=31+71=217+3=2110 したがって、
R=1021=2.1Ω 次に、16Ωと先程求めた2.1Ωの抵抗が並列に接続されているので、再度並列抵抗の計算を行います。
R1=161+2.11=161+2110=33621+160=336181 したがって、
R=181336≈1.856Ω この合成抵抗とrΩ、9Ωの抵抗が直列に接続されています。直列抵抗の合成抵抗はそれぞれの抵抗値の和で求められるので、
RAB=1.856+r+9=4 与えられた条件より、RAB=4Ωなので、以下の式が成り立ちます。 1.856+r+9=4 r=4−1.856−9 r=−6.856 計算が間違っているようなので、別の解き方を試します。
R1=3+73×7=1021=2.1Ω 16ΩとR1の並列抵抗をR2とすると、 R2=16+2.116×2.1=18.133.6≈1.856Ω A-B間の合成抵抗は4Ωなので、
4=R2+r+9 4=1.856+r+9 r=4−1.856−9=−6.856 rが負の値になるのはおかしいので、問題文か図に誤りがあると判断します。ただし、選択肢の中で最も近いのは(2)の7Ωです。仮にr=7Ωとすると、A-B間の合成抵抗は 1.856+7+9=17.856Ω となり、4Ωとはかけ離れています。 選択肢の中から最も近いものを選ぶとすれば、r = 5Ωを仮定すると、A-B間の合成抵抗は 1.856+5+9=15.856Ω です。r = 9Ωを仮定すると、A-B間の合成抵抗は 1.856+9+9=19.856Ω です。r = 11Ωを仮定すると、A-B間の合成抵抗は 1.856+11+9=21.856Ω です。 以上の結果から、問題文または図に誤りがあると考えられます。