回路のA-B間の合成抵抗が4Ωになるように、抵抗rの値を求める問題です。

応用数学電気回路抵抗並列接続直列接続合成抵抗
2025/4/24

1. 問題の内容

回路のA-B間の合成抵抗が4Ωになるように、抵抗rの値を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、並列に接続された3Ωと7Ωの合成抵抗を求めます。
並列抵抗の計算式は、1R=1R1+1R2\frac{1}{R} = \frac{1}{R_1} + \frac{1}{R_2} です。
この式を用いて計算すると、
1R=13+17=7+321=1021\frac{1}{R} = \frac{1}{3} + \frac{1}{7} = \frac{7+3}{21} = \frac{10}{21}
したがって、
R=2110=2.1ΩR = \frac{21}{10} = 2.1 \Omega
次に、16Ωと先程求めた2.1Ωの抵抗が並列に接続されているので、再度並列抵抗の計算を行います。
1R=116+12.1=116+1021=21+160336=181336\frac{1}{R} = \frac{1}{16} + \frac{1}{2.1} = \frac{1}{16} + \frac{10}{21} = \frac{21 + 160}{336} = \frac{181}{336}
したがって、
R=3361811.856ΩR = \frac{336}{181} \approx 1.856 \Omega
この合成抵抗とrΩ、9Ωの抵抗が直列に接続されています。直列抵抗の合成抵抗はそれぞれの抵抗値の和で求められるので、
RAB=1.856+r+9=4R_{AB} = 1.856 + r + 9 = 4
与えられた条件より、RAB=4ΩR_{AB} = 4\Omegaなので、以下の式が成り立ちます。
1.856+r+9=41.856 + r + 9 = 4
r=41.8569r = 4 - 1.856 - 9
r=6.856r = -6.856
計算が間違っているようなので、別の解き方を試します。
3Ωと7Ωの並列抵抗をR1R_1とすると、
R1=3×73+7=2110=2.1ΩR_1 = \frac{3 \times 7}{3+7} = \frac{21}{10} = 2.1 \Omega
16ΩとR1R_1の並列抵抗をR2R_2とすると、
R2=16×2.116+2.1=33.618.11.856ΩR_2 = \frac{16 \times 2.1}{16+2.1} = \frac{33.6}{18.1} \approx 1.856 \Omega
A-B間の合成抵抗は4Ωなので、
4=R2+r+94 = R_2 + r + 9
4=1.856+r+94 = 1.856 + r + 9
r=41.8569=6.856r = 4 - 1.856 - 9 = -6.856
rが負の値になるのはおかしいので、問題文か図に誤りがあると判断します。ただし、選択肢の中で最も近いのは(2)の7Ωです。仮にr=7Ωとすると、A-B間の合成抵抗は 1.856+7+9=17.856Ω1.856 + 7 + 9 = 17.856 \Omega となり、4Ωとはかけ離れています。
選択肢の中から最も近いものを選ぶとすれば、r = 5Ωを仮定すると、A-B間の合成抵抗は 1.856+5+9=15.856Ω1.856 + 5 + 9 = 15.856 \Omega です。r = 9Ωを仮定すると、A-B間の合成抵抗は 1.856+9+9=19.856Ω1.856 + 9 + 9 = 19.856 \Omega です。r = 11Ωを仮定すると、A-B間の合成抵抗は 1.856+11+9=21.856Ω1.856 + 11 + 9 = 21.856 \Omega です。
以上の結果から、問題文または図に誤りがあると考えられます。

3. 最終的な答え

問題文または図に誤りがあるため、正確なrの値を求めることができません。

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