問題は、気温と空気中に含まれる水蒸気量に関する3つの設問で構成されています。 1. 気温20℃で、空気1 m³ に含まれる水蒸気量が12gのときの湿度と露点、および10℃まで下げた時の水滴量を求める。
2025/4/24
1. 問題の内容
問題は、気温と空気中に含まれる水蒸気量に関する3つの設問で構成されています。
1. 気温20℃で、空気1 m³ に含まれる水蒸気量が12gのときの湿度と露点、および10℃まで下げた時の水滴量を求める。
2. 気温20℃で、空気1 m³ に含まれる水蒸気量が12.8gのときの湿度と露点、および10℃まで下げた時の水滴量を求める。
3. 気温16℃で、空気1 m³ に含まれる水蒸気量が10.7gのときの湿度と露点、および8℃まで下げた時の水滴量を求める。
2. 解き方の手順
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1. の問題**
(1) 湿度を求める。湿度は、空気中に含まれる水蒸気量を飽和水蒸気量で割って100をかけたものです。
気温20℃の飽和水蒸気量はグラフから17.3g/m³と読み取れる。
したがって、湿度は 。小数第1位を四捨五入すると、69%。
(2) 露点を求める。露点とは、空気を冷やしていったときに水滴ができ始める温度のことです。
グラフより、空気1 m³ に12gの水蒸気が含まれている場合、温度を下げていくと、約13℃で飽和水蒸気量に達し、水滴ができ始める。
したがって、露点は13℃。
(3) 10℃まで下げた時の水滴量を求める。
10℃の飽和水蒸気量はグラフから9.4g/m³と読み取れる。
したがって、水滴量は 。
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2. の問題**
(1) 湿度を求める。
気温20℃の飽和水蒸気量は表から17.3g/m³と読み取れる。
したがって、湿度は 。小数第1位を四捨五入すると、74%。
(2) 露点を求める。
表より、空気1 m³ に12.8gの水蒸気が含まれている場合、温度を下げていくと、20℃で飽和水蒸気量に達し、水滴ができ始める。
したがって、露点は20℃。
(3) 10℃まで下げた時の水滴量を求める。
10℃の飽和水蒸気量は表から9.4g/m³と読み取れる。
したがって、水滴量は 。
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3. の問題**
(1) 湿度を求める。
気温16℃の飽和水蒸気量は表から13.6g/m³と読み取れる。
したがって、湿度は 。小数第1位を四捨五入すると、79%。
(2) 露点を求める。
表より、空気1 m³ に10.7gの水蒸気が含まれている場合、温度を下げていくと、12℃で飽和水蒸気量に達し、水滴ができ始める。
したがって、露点は12℃。
(3) 8℃まで下げた時の水滴量を求める。
8℃の飽和水蒸気量は表から8.3g/m³と読み取れる。
したがって、水滴量は 。
3. 最終的な答え
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1. の問題**
(1) 69%
(2) 13℃
(3) 2.6g
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2. の問題**
(1) 74%
(2) 20℃
(3) 3.4g
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3. の問題**
(1) 79%
(2) 12℃
(3) 2.4g