与えられた3つの対数計算をそれぞれ計算し、結果を求める問題です。 (1) $\log_{10} 25 + \log_{10} 4$ (2) $\log_3 72 - \log_3 8$ (3) $\log_2 \sqrt{3} + 3 \log_2 \sqrt{2} - \log_2 \sqrt{6}$

代数学対数対数の性質対数計算
2025/3/17

1. 問題の内容

与えられた3つの対数計算をそれぞれ計算し、結果を求める問題です。
(1) log1025+log104\log_{10} 25 + \log_{10} 4
(2) log372log38\log_3 72 - \log_3 8
(3) log23+3log22log26\log_2 \sqrt{3} + 3 \log_2 \sqrt{2} - \log_2 \sqrt{6}

2. 解き方の手順

(1)
対数の和の性質 logax+logay=loga(xy)\log_a x + \log_a y = \log_a (xy) を利用します。
log1025+log104=log10(25×4)=log10100=log10102=2\log_{10} 25 + \log_{10} 4 = \log_{10} (25 \times 4) = \log_{10} 100 = \log_{10} 10^2 = 2
(2)
対数の差の性質 logaxlogay=loga(xy)\log_a x - \log_a y = \log_a (\frac{x}{y}) を利用します。
log372log38=log3(728)=log39=log332=2\log_3 72 - \log_3 8 = \log_3 (\frac{72}{8}) = \log_3 9 = \log_3 3^2 = 2
(3)
係数を対数の中に入れる性質 nlogax=logaxnn \log_a x = \log_a x^n と、対数の和と差の性質を組み合わせて計算します。
log23+3log22log26=log23+log2(2)3log26\log_2 \sqrt{3} + 3 \log_2 \sqrt{2} - \log_2 \sqrt{6} = \log_2 \sqrt{3} + \log_2 (\sqrt{2})^3 - \log_2 \sqrt{6}
=log23+log2(22)log26=log2(3×226)=log2(266)=log22=1= \log_2 \sqrt{3} + \log_2 (2 \sqrt{2}) - \log_2 \sqrt{6} = \log_2 (\frac{\sqrt{3} \times 2 \sqrt{2}}{\sqrt{6}}) = \log_2 (\frac{2\sqrt{6}}{\sqrt{6}}) = \log_2 2 = 1

3. 最終的な答え

(1) 2
(2) 2
(3) 1

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