放物線 $y=x^2$ を平行移動したグラフで、原点を通り、頂点が直線 $y = 2x - 3$ 上にある2次関数を求める問題です。 2次関数の式は $y = x^2 + ツx$ または $y = x^2 - テx$ の形で表され、ツとテにあてはまる数を答えます。

代数学二次関数放物線平行移動頂点代入因数分解
2025/6/6

1. 問題の内容

放物線 y=x2y=x^2 を平行移動したグラフで、原点を通り、頂点が直線 y=2x3y = 2x - 3 上にある2次関数を求める問題です。 2次関数の式は y=x2+xy = x^2 + ツx または y=x2xy = x^2 - テx の形で表され、ツとテにあてはまる数を答えます。

2. 解き方の手順

放物線 y=x2y = x^2 を平行移動したグラフの頂点を (p,q)(p, q) とすると、その方程式は y=(xp)2+qy = (x - p)^2 + q と表せます。
このグラフは原点を通るので、(0,0)(0, 0) を代入すると、
0=(0p)2+q0 = (0 - p)^2 + q
0=p2+q0 = p^2 + q
したがって、q=p2q = -p^2 となります。
また、頂点 (p,q)(p, q) は直線 y=2x3y = 2x - 3 上にあるので、
q=2p3q = 2p - 3
ここで、q=p2q = -p^2 を代入すると、
p2=2p3-p^2 = 2p - 3
p2+2p3=0p^2 + 2p - 3 = 0
(p+3)(p1)=0(p + 3)(p - 1) = 0
したがって、p=3p = -3 または p=1p = 1 です。
p=3p = -3 のとき、q=(3)2=9q = -(-3)^2 = -9 となります。
このとき、放物線の方程式は y=(x+3)29=x2+6x+99=x2+6xy = (x + 3)^2 - 9 = x^2 + 6x + 9 - 9 = x^2 + 6x となります。
p=1p = 1 のとき、q=(1)2=1q = -(1)^2 = -1 となります。
このとき、放物線の方程式は y=(x1)21=x22x+11=x22xy = (x - 1)^2 - 1 = x^2 - 2x + 1 - 1 = x^2 - 2x となります。
したがって、2次関数は y=x2+6xy = x^2 + 6x または y=x22xy = x^2 - 2x となります。

3. 最終的な答え

ツ = 6
テ = 2

「代数学」の関連問題

与えられた4つの問題があります。 1. $|2x - 1| = x + 3$ の解を求める。

絶対値不等式連立不等式無理数有理化
2025/6/7

問題文は「$a, b$ は実数, $n$ は自然数とする。次の条件の否定を述べよ。」であり、以下の4つの条件の否定を求める。 (1) $a = -2$ (2) $a \ge 3$ (3) $a^2 +...

不等式論理否定
2025/6/7

多項式 $P(x) = 2x^3 - 7x^2 + 10x - 6$ について、以下の2つの問いに答えます。 (1) $P(x)$ を $x-2$, $x+6$, $x-\frac{1}{2}$, $...

多項式因数定理因数分解割り算
2025/6/7

$a > 0$ のとき、不等式 $a + \frac{1}{a} \ge 2$ が成り立つことを、相加平均と相乗平均の関係を用いて証明する問題です。証明の途中の空欄を埋める必要があります。

不等式相加平均と相乗平均の関係証明
2025/6/7

与えられた和 $S$ を求める問題です。 $S = 1 \cdot 1 + 3 \cdot 2 + 5 \cdot 2^2 + \dots + (2n-1) \cdot 2^{n-1}$

数列級数等比数列
2025/6/7

次の4つの問題を解きます。 (1) $x^3 + 2x^2 - x - 2$ を因数分解する。 (2) 方程式 $x^2 - 5x + 6 = 0$ を解く。 (3) 方程式 $x^3 - 1 = 0...

因数分解方程式三次方程式四次方程式複素数
2025/6/7

等式 $(x+1)^2 - 2x = (x-1)^2 + 2x$ を証明する問題です。左辺と右辺をそれぞれ展開し、整理して、両辺が同じ式になることを示す必要があります。空欄(1)と(2)に入る式を答え...

等式の証明展開多項式
2025/6/7

多項式 $P(x) = x^3 - 4x^2 + 6x + 1$ を、(1) $x-2$ と (2) $x+1$ で割ったときの余りをそれぞれ求めます。

多項式余りの定理因数定理因数分解
2025/6/7

次の式を簡単にせよ。 $\sqrt{9+4\sqrt{4+2\sqrt{3}}}$

根号式の簡略化平方根
2025/6/7

問題2: (1) $(4x^2 - 3x + 2) \div (x - 1)$ を計算し、商と余りを求める。 (2) (1)の結果を、$A = BQ + R$ の形に表す。ここで、$A = 4x^2 ...

多項式割り算剰余の定理
2025/6/7