3点(1, 4), (-1, 6), (2, 6)を通る放物線の方程式を求める問題です。

代数学放物線二次関数連立方程式
2025/6/6

1. 問題の内容

3点(1, 4), (-1, 6), (2, 6)を通る放物線の方程式を求める問題です。

2. 解き方の手順

放物線の方程式を y=ax2+bx+cy = ax^2 + bx + c とおきます。
3つの点を通ることから、以下の3つの式が得られます。
点(1, 4)を通る:
4=a(1)2+b(1)+c4 = a(1)^2 + b(1) + c
a+b+c=4a + b + c = 4 ...(1)
点(-1, 6)を通る:
6=a(1)2+b(1)+c6 = a(-1)^2 + b(-1) + c
ab+c=6a - b + c = 6 ...(2)
点(2, 6)を通る:
6=a(2)2+b(2)+c6 = a(2)^2 + b(2) + c
4a+2b+c=64a + 2b + c = 6 ...(3)
(1) - (2)より:
(a+b+c)(ab+c)=46(a + b + c) - (a - b + c) = 4 - 6
2b=22b = -2
b=1b = -1
b=1b = -1を(1)と(3)に代入します:
a1+c=4a - 1 + c = 4
a+c=5a + c = 5 ...(4)
4a+2(1)+c=64a + 2(-1) + c = 6
4a+c=84a + c = 8 ...(5)
(5) - (4)より:
(4a+c)(a+c)=85(4a + c) - (a + c) = 8 - 5
3a=33a = 3
a=1a = 1
a=1a = 1を(4)に代入します:
1+c=51 + c = 5
c=4c = 4
したがって、a=1a = 1, b=1b = -1, c=4c = 4 です。
よって、放物線の方程式は y=x2x+4y = x^2 - x + 4 となります。

3. 最終的な答え

y=x2x+4y = x^2 - x + 4

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