まず、与えられた式を因数分解するために、たすき掛けを試みます。
9x2−30ax−24a2 9x2 の係数9と、−24a2の係数-24に着目します。 9を掛けて-24になる組み合わせを考え、それらをたすき掛けして−30aになるようにします。 考えられる9の組み合わせ:(1, 9), (3, 3)
考えられる-24の組み合わせ:(1, -24), (-1, 24), (2, -12), (-2, 12), (3, -8), (-3, 8), (4, -6), (-4, 6)
これらの組み合わせを試してみると、(3x, 4a)と(3x, -6a)の組み合わせがうまくいきそうです。
3x×−6a=−18ax 3x×4a=12ax −18ax+12ax=−6axとなり、−30axにはならないので、この組み合わせは違います。 (3x, -8a)と(3x, 3a)の組み合わせを試してみます。
3x×3a=9ax 3x×−8a=−24ax 9ax−24ax=−15axとなり、−30axにはならないので、この組み合わせは違います。 係数を小さくするために3で括り出せるか試してみます。
3(3x2−10ax−8a2) 今度は3x2−10ax−8a2を因数分解することを考えます。 3x2の係数3と、−8a2の係数-8に着目します。 3の組み合わせ:(1, 3)
-8の組み合わせ:(1, -8), (-1, 8), (2, -4), (-2, 4)
(x, -4a)と(3x, 2a)の組み合わせを試してみます。
x×2a=2ax 3x×−4a=−12ax 2ax−12ax=−10axとなり、期待する値になったので、この組み合わせで因数分解できます。 したがって、3x2−10ax−8a2=(x−4a)(3x+2a) よって、9x2−30ax−24a2=3(x−4a)(3x+2a)