点A(4, 2)から円 $x^2 + y^2 = 10$ に引いた接線の方程式と接点の座標を求める問題です。

幾何学接線座標二次方程式
2025/4/25

1. 問題の内容

点A(4, 2)から円 x2+y2=10x^2 + y^2 = 10 に引いた接線の方程式と接点の座標を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、円 x2+y2=10x^2 + y^2 = 10 上の接点を(p, q)とします。
接線の方程式は、px+qy=10px + qy = 10と表せます。
この接線が点A(4, 2)を通るため、4p+2q=104p + 2q = 10が成り立ちます。
これを整理すると、2p+q=52p + q = 5となり、q=52pq = 5 - 2pです。
また、点(p, q)は円 x2+y2=10x^2 + y^2 = 10 上にあるため、p2+q2=10p^2 + q^2 = 10 が成り立ちます。
q=52pq = 5 - 2pp2+q2=10p^2 + q^2 = 10に代入すると、p2+(52p)2=10p^2 + (5 - 2p)^2 = 10が得られます。
これを展開して整理すると、p2+2520p+4p2=10p^2 + 25 - 20p + 4p^2 = 10となり、5p220p+15=05p^2 - 20p + 15 = 0になります。
両辺を5で割ると、p24p+3=0p^2 - 4p + 3 = 0 となります。
この二次方程式を解くと、(p1)(p3)=0(p - 1)(p - 3) = 0より、p=1,3p = 1, 3です。
p = 1のとき、q = 5 - 2(1) = 3なので、接点は(1, 3)となり、接線の方程式はx+3y=10x + 3y = 10です。
p = 3のとき、q = 5 - 2(3) = -1なので、接点は(3, -1)となり、接線の方程式は3xy=103x - y = 10です。

3. 最終的な答え

接線の方程式は、x+3y=10x + 3y = 103xy=103x - y = 10です。
接点の座標は、(1, 3)と(3, -1)です。

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