7つの正六角形のマスに、1から7までの整数を重複なく書き込む。隣り合うマスの整数の和が10以下になるように書き込む方法は何通りあるか。ただし、回転や裏返しで一致する書き込み方も異なるものとして数える。

離散数学組み合わせグラフ理論順列整数探索シミュレーション
2025/4/25

1. 問題の内容

7つの正六角形のマスに、1から7までの整数を重複なく書き込む。隣り合うマスの整数の和が10以下になるように書き込む方法は何通りあるか。ただし、回転や裏返しで一致する書き込み方も異なるものとして数える。

2. 解き方の手順

まず、7つのマスに1から7の整数を書き込む全ての組み合わせの数を求める。これは、7! = 5040 通りである。
次に、隣り合うマスの整数の和が10を超える場合を除外する。隣り合うマスに書き込まれる整数の組み合わせで、和が10を超えるのは以下のものがある。
* 3 + 7, 4 + 6, 4 + 7, 5 + 5, 5 + 6, 5 + 7, 6 + 4, 6 + 5, 6 + 6, 6 + 7, 7 + 3, 7 + 4, 7 + 5, 7 + 6, 7 + 7
ただし、同じ数字は使えないので、
* 5 + 5, 6 + 6, 7 + 7
は除外する。
また、グラフの構造を考慮すると、中央のマスに大きな数字が入ると、隣接するマスに小さな数字が入らざるを得ないため、条件を満たしにくくなる。中央のマスに入る数字で場合分けして考えるのが良い。
ここで、条件を満たす場合の数を直接数え上げるのは難しい。シミュレーションやプログラミングを利用して、すべての組み合わせをチェックするのが現実的である。
具体的には、次の手順で計算を行う。

1. 7! = 5040 通りの順列を生成する。

2. 生成された順列をマスに割り当てる。

3. 隣り合う全てのマスの整数の和が10以下かどうかをチェックする。

4. 条件を満たす順列の数をカウントする。

隣接するマスの定義は問題図から明らかである。隣接するマスは最大で3つ存在するマスもあることに注意する。
この問題は手計算で解くのが非常に難しいため、コンピュータを使った計算が必要となる。

3. 最終的な答え

この問題を厳密に手計算で解くのは非常に困難です。プログラムを用いて全パターンを検証することで正確な答えが得られます。プログラムを実行した場合、答えは720通りとなることが予想されますが、実際にプログラムを実行して確認することを推奨します。
したがって、最終的な答えは 720通り (推定) です。

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