問題文は、平成29年度の一番茶の府県別摘採面積、生葉収穫量、荒茶生産量、および対前年産比を示した表が与えられ、それに基づいて5つの記述のどれが最も妥当かを問うものです。

応用数学データ分析割合平均比較
2025/4/26

1. 問題の内容

問題文は、平成29年度の一番茶の府県別摘採面積、生葉収穫量、荒茶生産量、および対前年産比を示した表が与えられ、それに基づいて5つの記述のどれが最も妥当かを問うものです。

2. 解き方の手順

* **選択肢1:** 「平成28年度における埼玉県の一番茶摘採面積は700haを超えている。」
平成29年度の埼玉県の摘採面積は615haです。対前年比が90%なので、平成28年度の摘採面積は 615÷0.9683.33615 \div 0.9 \approx 683.33 haとなります。従って、700haを超えていません。この選択肢は誤りです。
* **選択肢2:** 「平成29年度における1府5県の荒茶生産量の平均は、3,000tに満たない。」
1府5県の荒茶生産量の合計は 457+11000+2560+1460+1010+7880=24367457 + 11000 + 2560 + 1460 + 1010 + 7880 = 24367 tです。平均は 24367÷64061.1724367 \div 6 \approx 4061.17 tとなり、3,000tを超えています。この選択肢は誤りです。
* **選択肢3:** 「平成29年度の生葉収穫量についてみると、鹿児島県の生葉収穫量は1府5県のそれの合計の30%に満たない。」
1府5県の生葉収穫量の合計は 2180+53500+12900+7120+4300+41100=1211002180 + 53500 + 12900 + 7120 + 4300 + 41100 = 121100 tです。鹿児島県の生葉収穫量は41100tなので、41100÷1211000.339441100 \div 121100 \approx 0.3394 となり、約33.94%です。従って、30%に満たないという記述は誤りです。
* **選択肢4:** 「平成28年度における静岡県の摘採面積あたりの生葉収穫量は、平成29年度におけるそれを上回っている。」
平成29年度の静岡県の摘採面積あたりの生葉収穫量は 53500÷156003.42953500 \div 15600 \approx 3.429 t/haです。
平成28年度の摘採面積と生葉収穫量はそれぞれ、平成29年度の98%と90%なので、それぞれ 15600÷0.9815918.3715600 \div 0.98 \approx 15918.37 haと 53500÷0.959444.4453500 \div 0.9 \approx 59444.44 tとなります。
平成28年度の摘採面積あたりの生葉収穫量は 59444.44÷15918.373.73459444.44 \div 15918.37 \approx 3.734 t/haです。
従って、平成28年度における静岡県の摘採面積あたりの生葉収穫量は、平成29年度におけるそれを上回っています。この選択肢は正しいです。
* **選択肢5:** 「平成28年度における京都府の荒茶生産量は1,400tを下回っている。」
平成29年度の京都府の荒茶生産量は1,460tです。対前年比が94%なので、平成28年度の荒茶生産量は 1460÷0.941553.191460 \div 0.94 \approx 1553.19 tとなります。従って、1,400tを下回っていません。この選択肢は誤りです。

3. 最終的な答え

4

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