まずは、因数定理を用いて、与えられた式が (x−a) を因数に持つような a を探します。 定数項が -8 なので、a の候補は ±1, ±2, ±4, ±8 です。
23−3(22)+6(2)−8=8−12+12−8=0 となるので、(x−2) が因数であることが分かります。 次に、与えられた式を (x−2) で割ります(組立除法または筆算)。 x3−3x2+6x−8=(x−2)(x2−x+4) 次に、二次式 x2−x+4 がさらに因数分解できるか調べます。判別式 D を計算します。 D=(−1)2−4(1)(4)=1−16=−15 D<0 であるため、二次式 x2−x+4 は実数の範囲では因数分解できません。 したがって、因数分解の結果は (x−2)(x2−x+4) となります。