△ADEの外接円と直線BDとの交点をHとする。鋭角三角形ABCの形状によらず、4点C, G, H, Dが同一円周上にあることを証明する問題です。空欄「ケ」「コ」「サ」「シ」を埋める必要があります。

幾何学方べきの定理四角形証明
2025/4/26

1. 問題の内容

△ADEの外接円と直線BDとの交点をHとする。鋭角三角形ABCの形状によらず、4点C, G, H, Dが同一円周上にあることを証明する問題です。空欄「ケ」「コ」「サ」「シ」を埋める必要があります。

2. 解き方の手順

(1) 4点C, G, H, Dが同一円周上にあることを示すためには、方べきの定理の逆より BHBD=BH \cdot BD = ケ を示す必要があります。
選択肢より、ケは BGBCBG \cdot BCCGCBCG \cdot CBBG2BG^2 のいずれかです。
(2) 4点A, E, H, Dは同一円周上にあるから、方べきの定理により、BHBD=AHAEBH \cdot BD = AH \cdot AE が成り立ちます。図形から AHAE=BGBCAH \cdot AE = BG \cdot BC であることがわかります。
したがって、 BHBD=BH \cdot BD ==BGBC= BG \cdot BC です。
(3) BCA+\angle BCA + \angle=180= 180^\circ となるようなサを考えます。図から、BCA+AEG=180 \angle BCA + \angle AEG = 180^\circ が成り立ちます。したがって、サは AEG です。
(4) BCA+AEG=180\angle BCA + \angle AEG = 180^\circ であることから、4点 シ は同一円周上にあることがわかります。この4点は A, C, F, G です。
(5) 方べきの定理により、ケ =BGBC= BG \cdot BC であり、コ =BGBC= BG \cdot BC であるので、 ケ == コ が成り立ちます。
(6) ①、②より、BHBD=BH \cdot BD ==BGBC= BG \cdot BC であるから、4点C, G, H, Dは同一円周上にあることが示されます。

3. 最終的な答え

ケ: BGBCBG \cdot BC
コ: BGBCBG \cdot BC
サ: AEG
シ: A, C, F, G

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