円Oにおいて、ABは直径であり、$\angle ABC = 40^\circ$、かつ$BD = CD$のとき、$\angle ACD$の大きさを求める問題です。

幾何学円周角直径角度
2025/4/26

1. 問題の内容

円Oにおいて、ABは直径であり、ABC=40\angle ABC = 40^\circ、かつBD=CDBD = CDのとき、ACD\angle ACDの大きさを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、ACB\angle ACBは直径に対する円周角なので、ACB=90\angle ACB = 90^\circです。
したがって、BAC=1809040=50\angle BAC = 180^\circ - 90^\circ - 40^\circ = 50^\circです。
次に、BD=CDBD = CDなので、BD=CD\stackrel{\frown}{BD} = \stackrel{\frown}{CD}です。
よって、BAD=CAD\angle BAD = \angle CADとなります。
したがって、BAD=12BAC=12×50=25\angle BAD = \frac{1}{2} \angle BAC = \frac{1}{2} \times 50^\circ = 25^\circです。
求めるACD\angle ACDは弧ADに対する円周角なので、ACD=ABD\angle ACD = \angle ABDです。
ここで、ABD\angle ABDを求めます。
ABD=ABCDBC\angle ABD = \angle ABC - \angle DBCなので、DBC\angle DBCを求める必要があります。
DAC=25\angle DAC = 25^{\circ}で, 弧DCに対する円周角はDBC\angle DBCなので、
DBC=DAC=25\angle DBC = \angle DAC = 25^\circです。
よって、ACD=ABD=ABCDBC=4025=15\angle ACD = \angle ABD = \angle ABC - \angle DBC = 40^\circ - 25^\circ = 15^\circとなります。

3. 最終的な答え

ACD=15\angle ACD = 15^\circ

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