座標平面上に2点A(0, 3), B(2, -1)を直径の両端とする円Cがある。 (1) 円Cの方程式を求めよ。 (2) 円Cの中心をDとする。また、点Aにおける円Cの接線をlとし、lとx軸との交点をEとする。このとき、△AEDの面積を求めよ。

幾何学座標平面接線面積
2025/4/27

1. 問題の内容

座標平面上に2点A(0, 3), B(2, -1)を直径の両端とする円Cがある。
(1) 円Cの方程式を求めよ。
(2) 円Cの中心をDとする。また、点Aにおける円Cの接線をlとし、lとx軸との交点をEとする。このとき、△AEDの面積を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 円Cの方程式を求める。
円Cの中心Dは、線分ABの中点であるから、Dの座標は ((0+2)/2,(3+(1))/2)=(1,1)((0+2)/2, (3+(-1))/2) = (1, 1)である。
円Cの半径rは、線分ADの長さであるから、
r=(10)2+(13)2=1+4=5r = \sqrt{(1-0)^2 + (1-3)^2} = \sqrt{1+4} = \sqrt{5}
したがって、円Cの方程式は (x1)2+(y1)2=(5)2(x-1)^2 + (y-1)^2 = (\sqrt{5})^2 より、
(x1)2+(y1)2=5(x-1)^2 + (y-1)^2 = 5
(2) △AEDの面積を求める。
点Aにおける円Cの接線lの方程式を求める。
直線ADの傾きは、1310=21=2\frac{1-3}{1-0} = \frac{-2}{1} = -2
接線lは直線ADと直交するので、接線lの傾きは 12\frac{1}{2}
よって、接線lの方程式は、 y3=12(x0)y - 3 = \frac{1}{2}(x - 0) より、 y=12x+3y = \frac{1}{2}x + 3
接線lとx軸との交点Eは、y=0のときであるから、
0=12x+30 = \frac{1}{2}x + 3 より、 x=6x = -6
したがって、Eの座標は (-6, 0) である。
A(0, 3), E(-6, 0), D(1, 1) であるから、
△AEDの面積は、 12(0(01)+(6)(13)+1(30))=120+12+3=1215=152\frac{1}{2} |(0(0-1) + (-6)(1-3) + 1(3-0))| = \frac{1}{2} |0 + 12 + 3| = \frac{1}{2} |15| = \frac{15}{2}

3. 最終的な答え

(1) 円Cの方程式: (x1)2+(y1)2=5(x-1)^2 + (y-1)^2 = 5
(2) △AEDの面積: 152\frac{15}{2}

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