平面上に点 $O, A, B$ があり、$OA = 1$, $OB = \sqrt{2}$, $\cos{\angle AOB} = \frac{1}{2\sqrt{2}}$ である。辺 $AB$ を $1:2$ に内分する点を $P$ とする。 $\vec{OA} \cdot \vec{OB}$ の値を求め、$\vec{OP}$ を $\vec{OA}$ と $\vec{OB}$ を用いて表す。 次に、直線 $OP$ に関して、点 $A$ と対称な点を $Q$ とする。線分 $AQ$ と直線 $OP$ の交点を $H$ とすると、点 $H$ は線分 $AQ$ の中点である。 $\vec{OQ}$ を $\vec{OA}$ と $\vec{AH}$ を用いて表し、$\vec{OQ}$ を $\vec{OA}$ と $\vec{OB}$ を用いて表す。 点 $H$ は直線 $OP$ 上にあるから、実数 $k$ を用いて $\vec{OH} = k\vec{OP}$ と表される。 $\vec{AH}$ を $k, \vec{OA}, \vec{OB}$ を用いて表す。
2025/5/28
1. 問題の内容
平面上に点 があり、, , である。辺 を に内分する点を とする。
の値を求め、 を と を用いて表す。
次に、直線 に関して、点 と対称な点を とする。線分 と直線 の交点を とすると、点 は線分 の中点である。
を と を用いて表し、 を と を用いて表す。
点 は直線 上にあるから、実数 を用いて と表される。
を を用いて表す。
2. 解き方の手順
まず、 を計算する。
次に、 を と を用いて表す。
点 は辺 を に内分するので、
次に、点 は線分 の中点であるから、 と表せる。
したがって、 より、
また、 である。