(1) 円の方程式を標準形に変形します。
x2−6x+y2−4=0 (x−3)2−9+y2−4=0 (x−3)2+y2=13 よって、中心の座標は(3, 0)で、半径は13です。 (2) 円C上の点A(1, 3)における接線lの方程式を求めます。
円の方程式はx2+y2−6x−4=0なので、この円上の点(x1, y1)における接線の方程式は、 x1x+y1y−3(x+x1)−4=0 となります。点A(1, 3)における接線の方程式は、
1x+3y−3(x+1)−4=0 x+3y−3x−3−4=0 −2x+3y−7=0 2x−3y+7=0 (3) 点B(6, 2)と接線lに関して対称な点Dの座標を求めます。
点Dの座標を(p, q)とすると、線分BDの中点Mは接線l上にあり、直線BDは接線lと直交します。
Mの座標は(26+p,22+q)です。Mは接線2x−3y+7=0上にあるので、 2(26+p)−3(22+q)+7=0 6+p−3−23q+7=0 p−23q+10=0 2p−3q+20=0 また、直線BDの傾きはp−6q−2であり、接線lの傾きは32なので、直線BDと接線lは直交することから、 p−6q−2=−23 2(q−2)=−3(p−6) 2q−4=−3p+18 3p+2q−22=0 2p−3q+20=0 3p+2q−22=0 この連立方程式を解きます。
6p−9q+60=0 6p+4q−44=0 −13q+104=0 3p+2(8)−22=0 3p+16−22=0 よって、点Dの座標は(2, 8)です。