点Qが直線 $y = x + 2$ 上を動くとき、点A(1, 6)と点Qを結ぶ線分AQを2:1に内分する点Pの軌跡を求める問題です。

幾何学軌跡内分点直線
2025/5/28

1. 問題の内容

点Qが直線 y=x+2y = x + 2 上を動くとき、点A(1, 6)と点Qを結ぶ線分AQを2:1に内分する点Pの軌跡を求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) 点Pの座標を(x,y)(x, y)、点Qの座標を(s,t)(s, t)と置きます。
(2) 点Qは直線 y=x+2y = x + 2 上にあるので、t=s+2t = s + 2の関係が成り立ちます。
(3) 点Pは線分AQを2:1に内分するので、内分点の公式より、
x=11+2s2+1=1+2s3x = \frac{1 \cdot 1 + 2 \cdot s}{2 + 1} = \frac{1 + 2s}{3}
y=16+2t2+1=6+2t3y = \frac{1 \cdot 6 + 2 \cdot t}{2 + 1} = \frac{6 + 2t}{3}
(4) 上記の式をsとtについて解きます。
3x=1+2s3x = 1 + 2s より s=3x12s = \frac{3x - 1}{2}
3y=6+2t3y = 6 + 2t より t=3y62t = \frac{3y - 6}{2}
(5) t=s+2t = s + 2に(4)の結果を代入して、xxyyの関係式を求めます。
3y62=3x12+2\frac{3y - 6}{2} = \frac{3x - 1}{2} + 2
3y6=3x1+43y - 6 = 3x - 1 + 4
3y=3x+93y = 3x + 9
y=x+3y = x + 3

3. 最終的な答え

求める軌跡は、直線 y=x+3y = x + 3 です。

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