三角形ABCとその外接円Kがあり、点Cにおける円Kの接線と直線ABの交点をDとする。AD = 9, CD = 6である。接線と弦の作る角の定理、相似な三角形の比などを用いて、問題文中の空欄ア、イ、ウ、エ、オを埋める。

幾何学幾何三角形接線外接円相似
2025/5/30

1. 問題の内容

三角形ABCとその外接円Kがあり、点Cにおける円Kの接線と直線ABの交点をDとする。AD = 9, CD = 6である。接線と弦の作る角の定理、相似な三角形の比などを用いて、問題文中の空欄ア、イ、ウ、エ、オを埋める。

2. 解き方の手順

(1) 接線と弦の作る角の定理より、BCD=BAC\angle BCD = \angle BACが成り立つ。よって、アには③が入る。
また、ADC=CDB\angle ADC = \angle CDBは共通の角である。したがって、ACDCBD\triangle ACD \sim \triangle CBDが成り立つ。
相似な三角形の辺の比より、ACBC=ADCD\frac{AC}{BC} = \frac{AD}{CD}である。ゆえに、イにはAD, ウにはCDが入る。
(2) ACDCBD\triangle ACD \sim \triangle CBDより、対応する辺の比が等しいので、
ADCD=CDBD\frac{AD}{CD} = \frac{CD}{BD}
ADBD=CD2AD \cdot BD = CD^2
よって、エには③が入る。
ADBD=CD2AD \cdot BD = CD^2より、9BD=629 \cdot BD = 6^2
9BD=369 \cdot BD = 36
BD=369=4BD = \frac{36}{9} = 4
よって、オには4が入る。

3. 最終的な答え

ア: ③
イ: AD
ウ: CD
エ: ③
オ: 4

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