1. 問題の内容
与えられた2つの集合の間に成り立つ関係を、部分集合を表す記号 、または等号 を用いて表現する問題です。3つの問題があります。
2. 解き方の手順
(1) 集合と集合の関係を考えます。 であり、 です。集合のすべての要素は集合の要素でもあるので、はの部分集合です。しかし、とは等しくないので、となります。
(2) 集合と、10の正の約数全体の集合の関係を考えます。です。10の正の約数は1, 2, 5, 10なので、です。したがって、となります。
(3) 集合と、12の正の約数全体の集合の関係を考えます。は12以下の自然数全体の集合なので、です。12の正の約数は1, 2, 3, 4, 6, 12なので、です。集合のすべての要素は集合の要素でもあるので、はの部分集合です。しかし、とは等しくないので、となります。
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)