三角形ABCにおいて、$A=60^\circ$, $a=6$のとき、この三角形の外接円の半径を求めよ。

幾何学三角形外接円正弦定理三角比
2025/3/17

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、A=60A=60^\circ, a=6a=6のとき、この三角形の外接円の半径を求めよ。

2. 解き方の手順

正弦定理を利用する。正弦定理とは、三角形ABCにおいて、a, b, cを各頂点A, B, Cの対辺の長さとし、Rを外接円の半径とすると、
asinA=bsinB=csinC=2R\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C} = 2R
という関係が成り立つ。
問題より、a=6a=6A=60A=60^\circなので、
6sin60=2R\frac{6}{\sin 60^\circ} = 2R
sin60=32\sin 60^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2}
632=2R\frac{6}{\frac{\sqrt{3}}{2}} = 2R
623=2R6 \cdot \frac{2}{\sqrt{3}} = 2R
123=2R\frac{12}{\sqrt{3}} = 2R
両辺を2で割ると、
R=63R = \frac{6}{\sqrt{3}}
R=633R = \frac{6\sqrt{3}}{3}
R=23R = 2\sqrt{3}

3. 最終的な答え

外接円の半径は232\sqrt{3}

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