まず、与えられた二次関数を平方完成して、頂点の座標を求める。
y=−x2+2x+4 y=−(x2−2x)+4 y=−(x2−2x+1−1)+4 y=−(x−1)2+1+4 y=−(x−1)2+5 したがって、元のグラフの頂点の座標は (1,5) である。 次に、このグラフを原点に関して対称移動する。原点に関して対称移動すると、点の座標 (x,y) は (−x,−y) に移る。 したがって、元のグラフの頂点 (1,5) は (−1,−5) に移る。 また、y=f(x) を原点に関して対称移動したグラフは −y=f(−x) となる。 今回の場合は、 −y=−(−x)2+2(−x)+4 となる。 −y=−x2−2x+4 y=x2+2x−4 最後に、対称移動後のグラフの頂点の座標を求めるために、再度平方完成を行う。
y=x2+2x−4 y=(x2+2x)−4 y=(x2+2x+1−1)−4 y=(x+1)2−1−4 y=(x+1)2−5 したがって、対称移動後のグラフの頂点の座標は (−1,−5) である。