この問題は、組み合わせと確率に関する問題です。 (1) 生徒4人と先生3人の合計7人が並ぶ場合の数、特定の条件を満たす並び方の数 (2) 図のA地点からB地点へ行く最短経路の数、および特定の地点Pを通る最短経路の数 (3) 1から5までの数字が書かれたカード15枚から2枚を引くときの確率 をそれぞれ求めるものです。
2025/4/27
1. 問題の内容
この問題は、組み合わせと確率に関する問題です。
(1) 生徒4人と先生3人の合計7人が並ぶ場合の数、特定の条件を満たす並び方の数
(2) 図のA地点からB地点へ行く最短経路の数、および特定の地点Pを通る最短経路の数
(3) 1から5までの数字が書かれたカード15枚から2枚を引くときの確率
をそれぞれ求めるものです。
2. 解き方の手順
[1]
(1) 生徒4人をひとまとめにして、1つのグループと考える。すると、先生3人と生徒のグループの合計4つを並べる並び方は 通り。さらに、生徒4人の中での並び方は 通り。したがって、生徒4人が隣り合う並び方は 通り。
(2) まず、生徒4人を並べる。並び方は 通り。次に、生徒の間または端の5か所のうち3か所を選び、先生を並べる。選び方は 通り。したがって、先生どうしが隣り合わない並び方は 通り。
(3) 生徒2人を選ぶ選び方は 通り。先生2人を選ぶ選び方は 通り。したがって、生徒2人と先生2人を選ぶ選び方は 通り。
(4) 3人を選ぶすべての選び方は 通り。3人とも生徒である選び方は 通り。少なくとも1人が先生である選び方は、すべての場合から3人とも生徒である場合を引けばよいので、 通り。
[2]
(1) A地点からB地点へ行くには、右に5回、上に3回移動する必要がある。したがって、最短経路は 通り。
(2) A地点からP地点へ行くには、右に2回、上に1回移動する必要がある。P地点からB地点へ行くには、右に3回、上に2回移動する必要がある。したがって、P地点を通る最短経路は 通り。
[3]
1から5までの数字が書かれたカードがそれぞれ3枚ずつ、合計15枚ある。2枚を引く。
(1) 奇数は1, 3, 5の3種類。それぞれ3枚ずつあるので、奇数のカードは9枚。偶数は2, 4の2種類。それぞれ3枚ずつあるので、偶数のカードは6枚。
2枚のカードの引き方は全部で 通り。
1枚だけ奇数である引き方は 通り。
したがって、1枚だけ奇数である確率は 。
(2) 少なくとも1枚が奇数である確率は、1 - (2枚とも偶数である確率)。
2枚とも偶数である引き方は 通り。
2枚とも偶数である確率は 。
したがって、少なくとも1枚が奇数である確率は 。
3. 最終的な答え
[1]
(1) アイウ = 576
(2) エオカキ = 720
(3) クケ = 18
(4) コサ = 31
[2]
(1) シスセ = 56
(2) ソタ = 30
[3]
(1) チツ/テト = 54/105 = 18/35
(2) ナ/ニ = 90/105 = 6/7