不等式 $(y+x^2)(x+y+6) < 0$ の表す領域を図示する問題です。ただし、$l: y+x^2=0$、$m: x+y+6=0$ とおきます。空欄 1~4 と 12 に適切な選択肢を入れ、領域を図示します。

代数学不等式領域二次関数グラフ
2025/4/28

1. 問題の内容

不等式 (y+x2)(x+y+6)<0(y+x^2)(x+y+6) < 0 の表す領域を図示する問題です。ただし、l:y+x2=0l: y+x^2=0m:x+y+6=0m: x+y+6=0 とおきます。空欄 1~4 と 12 に適切な選択肢を入れ、領域を図示します。

2. 解き方の手順

まず、不等式 (y+x2)(x+y+6)<0(y+x^2)(x+y+6) < 0 を解きます。2つの因数の積が負であるため、次の2つの場合に分けられます。
(i) y+x2>0y+x^2 > 0 かつ x+y+6<0x+y+6 < 0
(ii) y+x2<0y+x^2 < 0 かつ x+y+6>0x+y+6 > 0
次に、y="y=" の形に直します。
(i) の場合、y>x2y > -x^2 かつ y<x6y < -x-6
(ii) の場合、y<x2y < -x^2 かつ y>x6y > -x-6
したがって、空欄は次のようになります。
1: <
2: >
3: <
4: >
次に、llmm の交点の座標を求めます。
y+x2=0y+x^2 = 0x+y+6=0x+y+6=0 より、y=x2y = -x^2 かつ y=x6y = -x-6 です。
x2=x6-x^2 = -x-6 を解くと、
x2x6=0x^2 - x - 6 = 0
(x3)(x+2)=0(x-3)(x+2) = 0
x=3,2x = 3, -2
x=3x=3 のとき、y=36=9y = -3-6 = -9
x=2x=-2 のとき、y=(2)6=26=4y = -(-2)-6 = 2-6 = -4
したがって、交点の座標は (3,9)(3, -9)(2,4)(-2, -4) となります。
5: 3
6: -9
7: -2
8: -4
領域を図示すると、llmm で区切られた領域のうち、不等式を満たす部分になります。

3. 最終的な答え

1: <
2: >
3: <
4: >
5: 3
6: -9
7: -2
8: -4
12: 解答領域は、放物線 y=x2y=-x^2 の上側と直線 y=x6y=-x-6 の下側の共通部分、または放物線 y=x2y=-x^2 の下側と直線 y=x6y=-x-6 の上側の共通部分。

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