16 と 36 の最大公約数を求めよ。

数論最大公約数素因数分解ユークリッドの互除法
2025/3/6

1. 問題の内容

16 と 36 の最大公約数を求めよ。

2. 解き方の手順

最大公約数を求める方法はいくつかあります。ここでは、素因数分解を使う方法と、ユークリッドの互除法を使う方法の2つを説明します。
* 素因数分解を使う方法

1. それぞれの数を素因数分解します。

* 16=2×2×2×2=2416 = 2 \times 2 \times 2 \times 2 = 2^4
* 36=2×2×3×3=22×3236 = 2 \times 2 \times 3 \times 3 = 2^2 \times 3^2

2. 共通する素因数を見つけ、それぞれの素因数について最も小さい指数を選びます。

この場合、共通する素因数は2です。16は242^4、36は222^2なので、最も小さい指数は2です。

3. 選んだ素因数を掛け合わせます。

22=42^2 = 4
* ユークリッドの互除法を使う方法

1. 大きい方の数(36)を小さい方の数(16)で割ります。

36=16×2+436 = 16 \times 2 + 4

2. 割る数(16)を余り(4)で割ります。

16=4×4+016 = 4 \times 4 + 0

3. 余りが0になったときの割る数(4)が最大公約数です。

3. 最終的な答え

4

「数論」の関連問題

$\left(\frac{1}{5}\right)^{10}$ を小数で表したとき、小数第何位に初めて0でない数字が現れるか。ただし、$\log_{10}2 = 0.3010$ とする。

対数常用対数桁数不等式
2025/4/10

正の奇数全体の集合をAとする。 以下のそれぞれの数について、集合Aに属するかどうかを判定し、$\in$または$\notin$の記号を使って表す。 (1) 5 (2) 6 (3) -3

集合奇数整数の性質記号
2025/4/10

$a, b$ は自然数で、$p = a^2 - a + 2ab + b^2 - b$ とする。$p$ が素数となるような $a, b$ をすべて求めよ。

素数因数分解整数問題
2025/4/9

2進法で表すと5桁、5進法で表すと3桁になる正の整数の個数を求める問題です。

進法整数不等式
2025/4/9

$a, b, c$ をそれぞれ1桁の数とする。3桁の数を $abc$ と表記するとき、7進法で表すと3桁の数 $abc_{(7)}$ になり、5進法で表すと3桁の数 $bca_{(5)}$ になる数を...

進法数の表現方程式
2025/4/9

$99^{100}$ の下位5桁を求める問題です。

合同算術二項定理剰余指数
2025/4/9

自然数 $n$ と $28$ の最小公倍数が $168$ であるような $n$ を全て求める。ただし、$n=ab$ とし、$n$ と $28$ の最大公約数を $a$ とする。

最小公倍数最大公約数約数互いに素
2025/4/9

$x, y$ を自然数とするとき、$4x + 5y$ の形で表すことのできない最大の整数を求めます。

不定方程式最大整数線形結合自然数
2025/4/8

問題は3つの部分から構成されています。 (1) ユークリッドの互除法を用いて37と11の最大公約数と最小公倍数を求めます。 (2) (1)の結果を利用して、方程式 $37x + 11y = 3$ を満...

ユークリッドの互除法最大公約数最小公倍数一次不定方程式整数解
2025/4/8

$\sqrt{540-20n}$ が整数となるような自然数 $n$ の値をすべて求めよ。

平方根整数の性質約数倍数
2025/4/8