半径3cm、中心角210度のおうぎ形の弧の長さと面積を求める問題です。円周率は $\pi$ を用います。

幾何学おうぎ形弧の長さ面積円周率
2025/4/29

1. 問題の内容

半径3cm、中心角210度のおうぎ形の弧の長さと面積を求める問題です。円周率は π\pi を用います。

2. 解き方の手順

(1) 弧の長さを求める。
円周の長さは 2πr2\pi r であり、r は半径です。半径が3cmなので、円周の長さは 2π×3=6π2 \pi \times 3 = 6\pi cmです。
中心角が210度なので、弧の長さは円周の長さの 210360\frac{210}{360} 倍になります。
弧の長さ = 6π×210360=6π×712=4212π=72π6\pi \times \frac{210}{360} = 6\pi \times \frac{7}{12} = \frac{42}{12}\pi = \frac{7}{2}\pi cm
(2) 面積を求める。
円の面積は πr2\pi r^2 であり、r は半径です。半径が3cmなので、円の面積は π×32=9π\pi \times 3^2 = 9\pi cm2^2です。
中心角が210度なので、おうぎ形の面積は円の面積の 210360\frac{210}{360} 倍になります。
おうぎ形の面積 = 9π×210360=9π×712=6312π=214π9\pi \times \frac{210}{360} = 9\pi \times \frac{7}{12} = \frac{63}{12}\pi = \frac{21}{4}\pi cm2^2

3. 最終的な答え

弧の長さ: 72π\frac{7}{2}\pi cm
面積: 214π\frac{21}{4}\pi cm2^2

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