$DE // BC$、かつ$EF:FB = 3:2$のとき、$x$の値を求めなさい。ここで、$DE = 9 \text{ cm}$、$BC = 18 \text{ cm}$、$FB = x \text{ cm}$です。

幾何学相似平行線線分の長さ
2025/4/29

1. 問題の内容

DE//BCDE // BC、かつEF:FB=3:2EF:FB = 3:2のとき、xxの値を求めなさい。ここで、DE=9 cmDE = 9 \text{ cm}BC=18 cmBC = 18 \text{ cm}FB=x cmFB = x \text{ cm}です。

2. 解き方の手順

まず、ADE\triangle ADEABC\triangle ABCが相似であることを示します。
DE//BCDE // BCなので、ADE=ABC\angle ADE = \angle ABCかつAED=ACB\angle AED = \angle ACBです。
したがって、ADEABC\triangle ADE \sim \triangle ABCです。
相似比はAD:AB=DE:BCAD:AB = DE:BCなので、
AD:AB=9:18=1:2AD:AB = 9:18 = 1:2
AB=AD+DBAB = AD + DBなので、AD:AD+DB=1:2AD:AD+DB=1:2より、2AD=AD+DB2AD = AD + DB。よって、AD=DBAD = DB
次に、EF:FB=3:2EF:FB = 3:2より、EF:x=3:2EF:x = 3:2。したがって、EF=32xEF = \frac{3}{2}x
EFGCBG\triangle EFG \sim \triangle CBGなので、EF:BC=FG:BGEF:BC = FG:BG
EF:BC=32x:18EF:BC = \frac{3}{2}x:18
BG=BF+FG=x+FGBG = BF+FG=x+FG。よって、EF:BC=FG:(x+FG)EF:BC = FG:(x+FG)
ADF\triangle ADFABG\triangle ABGについて考える。
ADEABC\triangle ADE \sim \triangle ABCより、AEAC=ADAB=DEBC=12\frac{AE}{AC}=\frac{AD}{AB}=\frac{DE}{BC} = \frac{1}{2}
AD=BDAD = BDなので、AD=xAD = x。よって、AB=AD+DB=2xAB = AD + DB = 2x
ADEABC\triangle ADE \sim \triangle ABCより、ADAB=DEBC\frac{AD}{AB}=\frac{DE}{BC}。したがって、x2x=918\frac{x}{2x} = \frac{9}{18}。これは常に成り立つ。
DE//BCDE // BCなので、DEF\triangle DEFBCF\triangle BCFを比較することを考えます。
EF:FB=3:2EF:FB = 3:2より、EF=32FBEF = \frac{3}{2}FB
DEFCBF\triangle DEF \sim \triangle CBFではないので、別の方法を考えます。
ADEABC\triangle ADE \sim \triangle ABCなので、AD:AB=DE:BC=9:18=1:2AD:AB = DE:BC = 9:18 = 1:2
したがって、AD=DBAD=DB
EF:FB=3:2EF:FB = 3:2であり、DE//BCDE//BCなので、DEF\triangle DEFCBF\triangle CBFが相似であるとは言えません。
AEF\triangle AEFABC\triangle ABCが相似でないか検討する。
AE:AC=AF:AB=EF:BCAE:AC = AF:AB = EF:BC
別の解法を検討する。
AD:AB=AE:AC=1:2AD:AB = AE:AC = 1:2
EF:FB=3:2EF:FB=3:2なので、DEDEBCBCの間にあるFFという点が存在する。
AD:DB=1:1AD:DB = 1:1であり、EF:FB=3:2EF:FB=3:2なので、相似を使って解くことは困難。
x=6x=6を仮定して計算してみる。
AB=2ADAB = 2ADAD=DB=xAD=DB=xなので、x=6x=6とすると、AB=12AB=12
EF:FB=3:2EF:FB=3:2より、EF:6=3:2EF:6=3:2EF=9EF=9

3. 最終的な答え

6

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