円 $x^2 + y^2 = 4$ と直線 $y = mx + 4$ が接するとき、定数 $m$ の値を求める問題です。

幾何学直線接する点と直線の距離代数
2025/4/29

1. 問題の内容

x2+y2=4x^2 + y^2 = 4 と直線 y=mx+4y = mx + 4 が接するとき、定数 mm の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

x2+y2=4x^2 + y^2 = 4 の中心は原点 (0,0)(0, 0) で、半径は 22 です。
直線 y=mx+4y = mx + 4 と円が接するための条件は、円の中心から直線までの距離が半径に等しいことです。
円の中心 (0,0)(0, 0) から直線 y=mx+4y = mx + 4、つまり mxy+4=0mx - y + 4 = 0 までの距離 dd は、点と直線の距離の公式を用いて計算できます。
d=m(0)(0)+4m2+(1)2=4m2+1=4m2+1d = \frac{|m(0) - (0) + 4|}{\sqrt{m^2 + (-1)^2}} = \frac{|4|}{\sqrt{m^2 + 1}} = \frac{4}{\sqrt{m^2 + 1}}
円と直線が接するためには、d=2d = 2 でなければなりません。
したがって、
4m2+1=2\frac{4}{\sqrt{m^2 + 1}} = 2
両辺を2乗すると、
16m2+1=4\frac{16}{m^2 + 1} = 4
16=4(m2+1)16 = 4(m^2 + 1)
4=m2+14 = m^2 + 1
m2=3m^2 = 3
m=±3m = \pm \sqrt{3}

3. 最終的な答え

m=3,3m = \sqrt{3}, -\sqrt{3}

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