次の4つの和を求める問題です。 (1) $\sum_{k=1}^{15} 2$ (2) $\sum_{k=1}^{50} k$ (3) $\sum_{k=1}^{12} k^2$ (4) $\sum_{k=1}^{7} k^3$

代数学数列シグマ等差数列平方数の和立方数の和公式
2025/4/29

1. 問題の内容

次の4つの和を求める問題です。
(1) k=1152\sum_{k=1}^{15} 2
(2) k=150k\sum_{k=1}^{50} k
(3) k=112k2\sum_{k=1}^{12} k^2
(4) k=17k3\sum_{k=1}^{7} k^3

2. 解き方の手順

(1) k=1152\sum_{k=1}^{15} 2 は、定数項の和なので、単に定数に項数を掛けます。
k=1152=2×15=30 \sum_{k=1}^{15} 2 = 2 \times 15 = 30
(2) k=150k\sum_{k=1}^{50} k は、等差数列の和の公式を使います。
k=1nk=n(n+1)2 \sum_{k=1}^{n} k = \frac{n(n+1)}{2}
この公式に n=50n = 50 を代入します。
k=150k=50(50+1)2=50×512=25×51=1275 \sum_{k=1}^{50} k = \frac{50(50+1)}{2} = \frac{50 \times 51}{2} = 25 \times 51 = 1275
(3) k=112k2\sum_{k=1}^{12} k^2 は、平方数の和の公式を使います。
k=1nk2=n(n+1)(2n+1)6 \sum_{k=1}^{n} k^2 = \frac{n(n+1)(2n+1)}{6}
この公式に n=12n = 12 を代入します。
k=112k2=12(12+1)(2×12+1)6=12×13×256=2×13×25=26×25=650 \sum_{k=1}^{12} k^2 = \frac{12(12+1)(2\times 12+1)}{6} = \frac{12 \times 13 \times 25}{6} = 2 \times 13 \times 25 = 26 \times 25 = 650
(4) k=17k3\sum_{k=1}^{7} k^3 は、立方数の和の公式を使います。
k=1nk3=(n(n+1)2)2 \sum_{k=1}^{n} k^3 = \left( \frac{n(n+1)}{2} \right)^2
この公式に n=7n = 7 を代入します。
k=17k3=(7(7+1)2)2=(7×82)2=(7×4)2=282=784 \sum_{k=1}^{7} k^3 = \left( \frac{7(7+1)}{2} \right)^2 = \left( \frac{7 \times 8}{2} \right)^2 = (7 \times 4)^2 = 28^2 = 784

3. 最終的な答え

(1) k=1152=30\sum_{k=1}^{15} 2 = 30
(2) k=150k=1275\sum_{k=1}^{50} k = 1275
(3) k=112k2=650\sum_{k=1}^{12} k^2 = 650
(4) k=17k3=784\sum_{k=1}^{7} k^3 = 784

「代数学」の関連問題

複素数の割り算を計算する問題です。分母を実数化するために、分母の共役複素数を分母と分子に掛けます。

複素数複素数の計算複素数の割り算虚数
2025/4/29

与えられた数式 $(1+\sqrt{3})^2(1-\sqrt{3})^2$ を計算し、その値を求めます。

式の計算平方根展開有理化
2025/4/29

与えられた分数の分母を有理化し、簡略化すること。与えられた分数は $\frac{3 + \sqrt{5}}{3 - \sqrt{5}}$です。

分数の有理化平方根式の展開簡略化
2025/4/29

与えられた式 $(\sqrt{3}-2)(\sqrt{3}+2)$ を計算して、その値を求めます。

平方根式の計算有理化展開
2025/4/29

$(\sqrt{3} - \sqrt{2})^2$ を計算する問題です。

平方根式の計算展開
2025/4/29

2次方程式 $3x^2 - 2x + 1 = 0$ の2つの解を $\alpha$, $\beta$ とするとき、$\alpha^3 + \beta^3$ の値を求めよ。

二次方程式解と係数の関係式の展開代数
2025/4/29

与えられた複数の多項式の展開、二乗の計算、およびそれらの組み合わせの計算問題です。問題は大きく分けて4つのセクションに分かれており、それぞれ複数の小問を含んでいます。

展開二乗の公式因数分解多項式
2025/4/29

次の各複素数について、それぞれ共役な複素数との和と積を求めよ。 (1) $-2+3i$ (2) $5-4i$ (3) $6i$ (4) $-3$

複素数共役複素数複素数の和複素数の積
2025/4/29

$(\sqrt{2} + 1)(\sqrt{2} - 3)$ を計算します。

式の展開平方根計算
2025/4/29

画像に写っている問題は、それぞれ(3) $6i$ と (4) $-3$ です。これらが何についての問題なのか、あるいは何をすべきなのかという指示が書かれていません。したがって、ここではこれ以上解くこと...

複素数虚数
2025/4/29