右の図において、$\angle ABC = \angle DAC$, $AD = 2cm$, $AC = 6cm$, $CD = 5cm$である。このとき、線分$AB$の長さを求めよ。

幾何学相似三角形中点連結定理辺の比
2025/4/29
## (13)の問題

1. 問題の内容

右の図において、ABC=DAC\angle ABC = \angle DAC, AD=2cmAD = 2cm, AC=6cmAC = 6cm, CD=5cmCD = 5cmである。このとき、線分ABABの長さを求めよ。

2. 解き方の手順

まず、ABC\triangle ABCDAC\triangle DACにおいて、ABC=DAC\angle ABC = \angle DACである。また、ACB\angle ACBは共通であるので、ABCDAC\triangle ABC \sim \triangle DACである。
したがって、相似な三角形の対応する辺の比は等しいので、
ABDA=ACDC=BCAC \frac{AB}{DA} = \frac{AC}{DC} = \frac{BC}{AC}
が成り立つ。AD=2AD = 2, AC=6AC = 6, CD=5CD = 5であるので、
AB2=65=BC6 \frac{AB}{2} = \frac{6}{5} = \frac{BC}{6}
となる。
AB2=65\frac{AB}{2} = \frac{6}{5}より、AB=2×65=125AB = \frac{2 \times 6}{5} = \frac{12}{5}である。
よって、AB=125=2.4cmAB = \frac{12}{5} = 2.4 cm

3. 最終的な答え

AB=2.4cmAB = 2.4 cm
## (14)の問題

1. 問題の内容

右の図のABC\triangle ABCにおいて、点D,ED, Eはそれぞれ辺AB,ACAB, ACの中点である。BC=10cmBC = 10cmのとき、線分DEDEの長さを求めよ。

2. 解き方の手順

ABC\triangle ABCにおいて、D,ED, Eはそれぞれ辺AB,ACAB, ACの中点であるので、中点連結定理より、DE=12BCDE = \frac{1}{2}BCである。
BC=10cmBC = 10cmであるので、DE=12×10=5cmDE = \frac{1}{2} \times 10 = 5cmとなる。

3. 最終的な答え

DE=5cmDE = 5cm

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