与えられた積分を計算する問題です。 積分は $\int \frac{\arctan x}{1+x^2} dx$ です。

解析学積分置換積分arctan積分計算
2025/4/29

1. 問題の内容

与えられた積分を計算する問題です。
積分は arctanx1+x2dx\int \frac{\arctan x}{1+x^2} dx です。

2. 解き方の手順

この積分は置換積分を用いて解きます。
u=arctanxu = \arctan x と置くと、dudx=11+x2\frac{du}{dx} = \frac{1}{1+x^2} となります。
したがって、du=11+x2dxdu = \frac{1}{1+x^2} dx となります。
これを用いて積分を書き換えると、
arctanx1+x2dx=udu\int \frac{\arctan x}{1+x^2} dx = \int u \, du
となります。
udu=12u2+C\int u \, du = \frac{1}{2}u^2 + C となるので、
12(arctanx)2+C\frac{1}{2} (\arctan x)^2 + C が積分結果となります。

3. 最終的な答え

12(arctanx)2+C\frac{1}{2} (\arctan x)^2 + C

「解析学」の関連問題

与えられた関数 $f(x)$ を、極限を用いて微分する問題です。具体的には、 (1) $f(x) = x^2 - 1$ (2) $f(x) = x(x-1)$ (3) $f(x) = \frac{1}...

微分極限関数の微分
2025/4/30

与えられた3つの関数を微分する問題です。関数はそれぞれ以下の通りです。 (8) $y = \frac{1}{x\sqrt[3]{x^2}}$ (9) $y = \frac{1}{\sq...

微分指数関数べき関数微分公式
2025/4/30

与えられた関数を $x^n$ の形に変形し、公式2.3(おそらく $\frac{d}{dx}x^n = nx^{n-1}$)を用いて微分する問題です。問題文には全部で7つの関数がありますが、ここでは(...

微分関数べき乗導関数
2025/4/30

与えられた関数 $y = x\sqrt{x}$ の微分を求めます。

微分関数の微分べき関数ルート指数
2025/4/30

$\int_{1}^{\infty} \frac{1}{x^{\alpha}} dx$ を求めよ。ただし、$\alpha$ は実数とする。

積分広義積分収束発散極限
2025/4/30

$\int \cos^{-1} x dx$ を求める問題です。つまり、逆余弦関数 $\cos^{-1} x$ の不定積分を計算します。

不定積分逆余弦関数部分積分置換積分
2025/4/30

$\lim_{x \to 0} \frac{\tan x}{x}$ を計算する問題です。

極限三角関数微積分
2025/4/30

$x = e^t$、$y = e^{-t}$ であるとき、$\frac{dy}{dx}$、$\frac{d^2y}{dx^2}$ を $t$ の関数として表す。

微分合成関数の微分パラメータ表示
2025/4/29

$x = e^t$ かつ $y = e^{-t}$ のとき、$\frac{dy}{dx}$ と $\frac{d^2y}{dx^2}$ を $t$ の関数として表す。

微分合成関数の微分パラメータ表示導関数
2025/4/29

次の2つの関数の導関数を求める問題です。 (a) $y = x^x$ ($x > 0$) (b) $y = \arctan x$

導関数微分対数微分合成関数逆三角関数
2025/4/29