(1) 第n群の最初の数を求める。
第n群の最初の数は、第(n-1)群までの項数に1を加えた項の奇数である。
第(n-1)群までの項数は、
1+2+3+...+(n−1)=2(n−1)n したがって、第n群の最初の数は、全体の 2(n−1)n+1 番目の奇数である。 奇数は 2k−1 で表されるので、k=2(n−1)n+1 を代入すると、 2(2(n−1)n+1)−1=n(n−1)+2−1=n2−n+1 (2) 第15群に入るすべての数の和Sを求める。
第15群の最初の数は、(1)より、152−15+1=225−15+1=211 第15群には15個の数が入るので、第15群の最後の数は、全体の
2(15−1)15+15=214⋅15+15=7⋅15+15=8⋅15=120 番目の奇数である。その数は、 2⋅120−1=240−1=239 したがって、第15群は211, 213, ..., 239という等差数列である。
この数列の和Sは、
S=215(211+239)=215(450)=15⋅225=3375