円 $x^2 + y^2 + x - 3y = 0$ について、以下の2つの問いに答えます。 (1) この円の中心の座標と半径を求めます。 (2) この円と中心が同じで、点 (2, 1) を通る円の方程式を求めます。

幾何学円の方程式中心半径
2025/4/30
はい、承知いたしました。

1. 問題の内容

x2+y2+x3y=0x^2 + y^2 + x - 3y = 0 について、以下の2つの問いに答えます。
(1) この円の中心の座標と半径を求めます。
(2) この円と中心が同じで、点 (2, 1) を通る円の方程式を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 円の方程式 x2+y2+x3y=0x^2 + y^2 + x - 3y = 0 を標準形 (xa)2+(yb)2=r2(x-a)^2 + (y-b)^2 = r^2 に変形します。ここで、(a,b)(a, b) は円の中心の座標、rr は半径です。
x2+x+y23y=0x^2 + x + y^2 - 3y = 0
(x+12)2(12)2+(y32)2(32)2=0(x + \frac{1}{2})^2 - (\frac{1}{2})^2 + (y - \frac{3}{2})^2 - (\frac{3}{2})^2 = 0
(x+12)2+(y32)2=14+94(x + \frac{1}{2})^2 + (y - \frac{3}{2})^2 = \frac{1}{4} + \frac{9}{4}
(x+12)2+(y32)2=104(x + \frac{1}{2})^2 + (y - \frac{3}{2})^2 = \frac{10}{4}
(x+12)2+(y32)2=52(x + \frac{1}{2})^2 + (y - \frac{3}{2})^2 = \frac{5}{2}
したがって、中心の座標は (12,32)(-\frac{1}{2}, \frac{3}{2}) であり、半径は 52=102\sqrt{\frac{5}{2}} = \frac{\sqrt{10}}{2} です。
(2) (1)で求めた円の中心 (12,32)(-\frac{1}{2}, \frac{3}{2}) を中心とし、点 (2, 1) を通る円の方程式を求めます。円の半径 rr は、中心と点 (2, 1) の間の距離です。
r2=(2(12))2+(132)2r^2 = (2 - (-\frac{1}{2}))^2 + (1 - \frac{3}{2})^2
r2=(52)2+(12)2r^2 = (\frac{5}{2})^2 + (-\frac{1}{2})^2
r2=254+14r^2 = \frac{25}{4} + \frac{1}{4}
r2=264r^2 = \frac{26}{4}
r2=132r^2 = \frac{13}{2}
したがって、円の方程式は (x+12)2+(y32)2=132(x + \frac{1}{2})^2 + (y - \frac{3}{2})^2 = \frac{13}{2} です。

3. 最終的な答え

(1) 中心: (12,32)(-\frac{1}{2}, \frac{3}{2})、半径: 102\frac{\sqrt{10}}{2}
(2) (x+12)2+(y32)2=132(x + \frac{1}{2})^2 + (y - \frac{3}{2})^2 = \frac{13}{2}

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