(1) 直線PQの方程式を求める。
直線PQは、点A(5, 1)から円 x2+y2=13に引いた2本の接線の接点を通る直線であるから、極線の方程式を利用する。極線の方程式は、円 x2+y2=r2 上にない点 (x1,y1) から引いた接線の接点を通る直線の方程式であり、x1x+y1y=r2 で表される。したがって、点A(5, 1)から円 x2+y2=13 に引いた接線の接点を通る直線PQの方程式は、 5x+y=13 すなわち、
y=−5x+13 (2) 線分PQの長さを求める。
直線PQと円 x2+y2=13 の交点を求めるために、直線の方程式を円の方程式に代入する。 x2+(−5x+13)2=13 x2+25x2−130x+169=13 26x2−130x+156=0 x2−5x+6=0 (x−2)(x−3)=0 x = 2のとき、y = -5(2) + 13 = 3
x = 3のとき、y = -5(3) + 13 = -2
したがって、点P(2, 3), Q(3, -2)である。
線分PQの長さは、
PQ=(3−2)2+(−2−3)2=12+(−5)2=1+25=26