(1) 2直線が平行のとき
ax+by+c=0 より y=−bax−bc a′x+b′y+c′=0 より y=−b′a′x−b′c′ 2直線が平行であるための条件は、傾きが等しいことなので、
−ba=−b′a′ これを変形すると、
ba=b′a′ ab′−a′b=0 ab′−ba′=0 逆に、ab′−ba′=0 とすると、 ba=b′a′ −ba=−b′a′ これは2直線の傾きが等しいことを意味するので、2直線は平行である。
したがって、2直線が平行 ⇔ ab′−ba′=0 が成り立つ。 (2) 2直線が垂直のとき
ax+by+c=0 より y=−bax−bc a′x+b′y+c′=0 より y=−b′a′x−b′c′ 2直線が垂直であるための条件は、傾きの積が-1になることなので、
(−ba)(−b′a′)=−1 bb′aa′=−1 aa′=−bb′ aa′+bb′=0 逆に、aa′+bb′=0 とすると、 aa′=−bb′ bb′aa′=−1 (−ba)(−b′a′)=−1 これは2直線の傾きの積が-1になることを意味するので、2直線は垂直である。
したがって、2直線が垂直 ⇔ aa′+bb′=0 が成り立つ。