点 A の座標が $(-1, -5, 5)$、点 B の座標が $(2, 1, 2)$ である。点 P は xy 平面上にあり、かつ点 A, B, P は一直線上にある。点 P の座標を求める。

幾何学空間ベクトル座標直線上
2025/5/1

1. 問題の内容

点 A の座標が (1,5,5)(-1, -5, 5)、点 B の座標が (2,1,2)(2, 1, 2) である。点 P は xy 平面上にあり、かつ点 A, B, P は一直線上にある。点 P の座標を求める。

2. 解き方の手順

まず、点 P が xy 平面上にあることから、点 P の z 座標は 0 である。したがって、点 P の座標を (x,y,0)(x, y, 0) とおく。
次に、点 A, B, P が一直線上にあることから、ベクトル AP とベクトル AB は平行である。つまり、ベクトル AP はベクトル AB の定数倍で表すことができる。
ベクトル AP は AP=(x(1),y(5),05)=(x+1,y+5,5)\overrightarrow{AP} = (x - (-1), y - (-5), 0 - 5) = (x + 1, y + 5, -5)
ベクトル AB は AB=(2(1),1(5),25)=(3,6,3)\overrightarrow{AB} = (2 - (-1), 1 - (-5), 2 - 5) = (3, 6, -3)
AP=kAB\overrightarrow{AP} = k\overrightarrow{AB} (k は実数)が成り立つので、
(x+1,y+5,5)=k(3,6,3)=(3k,6k,3k)(x + 1, y + 5, -5) = k(3, 6, -3) = (3k, 6k, -3k)
各成分を比較すると、
x+1=3kx + 1 = 3k
y+5=6ky + 5 = 6k
5=3k-5 = -3k
3 つ目の式より、k=53k = \frac{5}{3}
これを 1 つ目の式に代入すると、x+1=353=5x + 1 = 3 \cdot \frac{5}{3} = 5。よって、x=4x = 4
これを 2 つ目の式に代入すると、y+5=653=10y + 5 = 6 \cdot \frac{5}{3} = 10。よって、y=5y = 5
したがって、点 P の座標は (4,5,0)(4, 5, 0)

3. 最終的な答え

(4, 5, 0)

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