与えられた連立一次方程式の解の有無を判定し、解が無数にある場合は、解を何個のパラメータで表すことができるかを答える問題です。 連立一次方程式は以下の通りです。 $x + y + z = -1$ $-x + 2y - z = 1$ $-3x + 3y - 3z = 3$
2025/5/1
1. 問題の内容
与えられた連立一次方程式の解の有無を判定し、解が無数にある場合は、解を何個のパラメータで表すことができるかを答える問題です。
連立一次方程式は以下の通りです。
2. 解き方の手順
まず、与えられた連立一次方程式を解きます。
3つ目の式は、両辺を-3で割ると、
となります。
1つ目の式と足し合わせることで が消えます。
1つ目の式 と 2つ目の式 を足し合わせると、
となります。
次に、3つ目の式を-3で割った と 1つ目の式 を比較します。
なので、であり、となります。
したがって、連立方程式は
となります。
と表すことができます。
をパラメータ とすると、, , となります。
よって、解は1つのパラメータ で表すことができます。
3. 最終的な答え
解は無数にあり、1個のパラメータで解を表すことができます。