AチームとBチームのデータが与えられています。 (2) それぞれのチームについて、データの平均値、偏差、偏差の二乗の表を完成させる。 (3) AチームとBチームの分散と標準偏差を求める。

確率論・統計学平均値分散標準偏差データ分析
2025/3/18

1. 問題の内容

AチームとBチームのデータが与えられています。
(2) それぞれのチームについて、データの平均値、偏差、偏差の二乗の表を完成させる。
(3) AチームとBチームの分散と標準偏差を求める。

2. 解き方の手順

(2)
Aチームの平均値を計算する。
Aチームのデータは78, 76, 76, 75, 75, 73, 71, 68の8個です。
平均値 = 78+76+76+75+75+73+71+688=5928=74\frac{78 + 76 + 76 + 75 + 75 + 73 + 71 + 68}{8} = \frac{592}{8} = 74
よって、Aチームの平均値は74です。
Bチームの平均値は74と既に与えられています。
(3)
Aチームの分散を計算する。
偏差の二乗の合計は、16 + 4 + 4 + 1 + 1 + 1 + 9 + 36 = 72
分散 = 728=9\frac{72}{8} = 9
Aチームの分散は9です。
Aチームの標準偏差を計算する。
標準偏差 = 分散=9=3\sqrt{分散} = \sqrt{9} = 3
Aチームの標準偏差は3です。
Bチームの分散を計算する。
偏差の二乗の合計は、36 + 25 + 9 + 1 + 1 + 4 + 16 + 36 = 128
分散 = 1288=16\frac{128}{8} = 16
Bチームの分散は16です。
Bチームの標準偏差を計算する。
標準偏差 = 分散=16=4\sqrt{分散} = \sqrt{16} = 4
Bチームの標準偏差は4です。

3. 最終的な答え

Aチーム
平均値: 74
分散: 9
標準偏差: 3
Bチーム
平均値: 74
分散: 16
標準偏差: 4

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