この式は4つの項からなるので、共通因数を見つけるために、まず2つずつ項をグループ化して考える。
最初の2つの項 x3+4x2 から共通因数 x2 をくくり出すと、 次の2つの項 −x−4 から −1 をくくり出すと、 したがって、元の式は次のように書き換えられる。
x3+4x2−x−4=x2(x+4)−(x+4) ここで、x+4 が共通因数となっているので、これをくくり出すと、 x2(x+4)−(x+4)=(x+4)(x2−1) さらに、x2−1 は平方の差であるから、x2−1=(x+1)(x−1) と因数分解できる。 したがって、元の式は次のように因数分解される。
(x+4)(x2−1)=(x+4)(x+1)(x−1)