ベクトル $\vec{a} = (2, -3)$ と $\vec{b} = (t, 1)$ が平行であるとき、実数 $t$ の値を求めます。

代数学ベクトル平行連立方程式線形代数
2025/5/2

1. 問題の内容

ベクトル a=(2,3)\vec{a} = (2, -3)b=(t,1)\vec{b} = (t, 1) が平行であるとき、実数 tt の値を求めます。

2. 解き方の手順

ベクトル a\vec{a}b\vec{b} が平行であるとは、ある実数 kk が存在して a=kb\vec{a} = k\vec{b} と表せることです。つまり、
(2,3)=k(t,1)(2, -3) = k(t, 1)
成分ごとに比較すると、以下の連立方程式が得られます。
2=kt2 = kt
3=k-3 = k
2番目の式から k=3k = -3 がわかります。これを1番目の式に代入すると、
2=(3)t2 = (-3)t
t=23t = -\frac{2}{3}

3. 最終的な答え

t=23t = -\frac{2}{3}

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