$x$の2次方程式 $x^2 - (k-2)x + 2k = 0$ について、以下の条件を満たす定数 $k$ の値を求めます。 (1) 2つの解の差が1 (2) 2つの実数解の絶対値の和が $2\sqrt{2}$
2025/5/2
1. 問題の内容
の2次方程式 について、以下の条件を満たす定数 の値を求めます。
(1) 2つの解の差が1
(2) 2つの実数解の絶対値の和が
2. 解き方の手順
(1) 2つの解の差が1のとき
2つの解を , とすると、解と係数の関係より
また、 とします。
この解が実数解を持つためには、判別式 が必要です。
, . なので、
, . なので、
ここで、 が実数解を持つ条件は、 である。
となるので、 または .
.
, .
よって、
(2) 2つの実数解の絶対値の和が のとき
2つの解を , とすると、解と係数の関係より
なので、
のとき、
なので、
のとき、
なので、.
ここで、 でなければならない。
. .
. .
よって,.
3. 最終的な答え
(1)
(2)