1から8までの番号がついた8枚のカードを、4枚、2枚、2枚の3つのグループに分ける方法は何通りあるかを求める問題です。

離散数学組み合わせ場合の数二項係数分割
2025/5/3

1. 問題の内容

1から8までの番号がついた8枚のカードを、4枚、2枚、2枚の3つのグループに分ける方法は何通りあるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、8枚のカードから4枚を選ぶ組み合わせを計算します。これは (84)\binom{8}{4} で表されます。
次に、残りの4枚から2枚を選ぶ組み合わせを計算します。これは (42)\binom{4}{2} で表されます。
最後に、残りの2枚は自動的に最後のグループに入ります。これは (22)\binom{2}{2} で表されます。
ただし、2枚のグループが2つあるため、グループの順番は区別しません。したがって、2!で割る必要があります。
計算式は次のようになります。
(84)×(42)×(22)2!=8!4!4!×4!2!2!×2!2!0!2!\frac{\binom{8}{4} \times \binom{4}{2} \times \binom{2}{2}}{2!} = \frac{\frac{8!}{4!4!} \times \frac{4!}{2!2!} \times \frac{2!}{2!0!}}{2!}
8!4!4!=8×7×6×54×3×2×1=70\frac{8!}{4!4!} = \frac{8 \times 7 \times 6 \times 5}{4 \times 3 \times 2 \times 1} = 70
4!2!2!=4×32×1=6\frac{4!}{2!2!} = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6
2!2!0!=1\frac{2!}{2!0!} = 1
70×6×12=4202=210\frac{70 \times 6 \times 1}{2} = \frac{420}{2} = 210

3. 最終的な答え

210通り

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