x,y,z,w は1以上の整数なので、x=x′+1,y=y′+1,z=z′+1,w=w′+1 とおくと、x′,y′,z′,w′ は0以上の整数となる。 これを元の式に代入すると、
(x′+1)+(y′+1)+(z′+1)+(w′+1)=10 x′+y′+z′+w′=10−4=6 となる。
これは、0以上の整数解 x′,y′,z′,w′ の組の総数を求める問題に帰着する。 この問題は、6個の区別できないボールを4つの区別できる箱に入れる場合の数と考えることができる。
これは、重複組み合わせの考え方を用いて計算できる。
具体的には、6個のボールと3つの仕切りを並べる方法の数である。
したがって、求める場合の数は、
6+4−1C4−1=9C3=3!6!9!=3×2×19×8×7=3×4×7=84