一般項が $a_n = -2n + 3$ で表される数列 $\{a_n\}$ について、以下の問いに答える問題です。 (1) この数列が等差数列であることを示し、初項と公差を求める。 (2) -45 がこの数列の項に含まれるかどうかを調べ、含まれる場合は第何項であるかを求める。

代数学数列等差数列一般項初項公差
2025/5/4

1. 問題の内容

一般項が an=2n+3a_n = -2n + 3 で表される数列 {an}\{a_n\} について、以下の問いに答える問題です。
(1) この数列が等差数列であることを示し、初項と公差を求める。
(2) -45 がこの数列の項に含まれるかどうかを調べ、含まれる場合は第何項であるかを求める。

2. 解き方の手順

(1) 数列 {an}\{a_n\} が等差数列であることを示すには、an+1ana_{n+1} - a_nnn に依存しない定数であることを示せばよい。
an+1an=(2(n+1)+3)(2n+3)=2n2+3+2n3=2a_{n+1} - a_n = (-2(n+1) + 3) - (-2n + 3) = -2n - 2 + 3 + 2n - 3 = -2
したがって、an+1an=2a_{n+1} - a_n = -2 は定数なので、数列 {an}\{a_n\} は等差数列である。
初項 a1a_1 は、a1=2(1)+3=1a_1 = -2(1) + 3 = 1
公差は an+1an=2a_{n+1} - a_n = -2
(2) -45 が数列の項に含まれるかどうかを調べる。
ある整数 nn に対して、an=45a_n = -45 が成り立つかどうかを調べる。
2n+3=45-2n + 3 = -45
2n=48-2n = -48
n=24n = 24
nn は整数であるため、-45 はこの数列の項に含まれる。
-45 は第24項である。

3. 最終的な答え

(1) この数列は等差数列であり、初項は1、公差は-2である。
(2) -45 はこの数列の第24項である。

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